英語で先輩とか後輩とかを表す表現はない。英語圏では先輩とかいうニュアンスはないからだ。私たちの文化ではそこにある種の敬意や親しみや上下の規律を含めてその関係を大切にする。

とくに部活の先輩と後輩というのは特別な関係になる。

しかし、高校生活は3年なので、自分自身を基準にすると通常2つ上と2つ下のつながりで終わることになる。そもそも学年が2つ上であったり2つ下であったりした場合は、高校時代に一緒に踊ることさえほぼない。

NOWHERE LANDにおける、このようなつながりを感じることはないだろうから、例えば高校1年生が大学4年生の先輩をどんな感じで見ているのかというとそれはチョット想像がつかない。

高1にとっては高3がとても大きな存在で遠い存在に思えたりするので大学4回生などという存在はいったいどうなんかな。ましてや社会人になっている先輩などはもはや単なる大人のひとりなのかもしれない。

それでも同じようにここにいて自分たちと同じIDCだったかなり年上の先輩を直に見ることは彼ら現役の高校生に大きな影響を与えることだろうと思う。

同じ舞台に立っているという事実が、何かしら底知れぬパワーを授けることにつながるだろうと。

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